デトックス(毒素処理場)
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終わる終わる詐欺でよかった(くまのこ)
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(2008/12/10)
神谷浩史野中藍

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さあ、今日で5日連続エントリーです。どうなっちゃったのという感じですが、まあすぐに途切れますって。途切れたらまた当分書かないんだよね。

さて、今やローゼンと並ぶリンじゃらホイの中毒物件「さよなら絶望先生」ですが、ここしばらくネット上では「最終回が近いのではないか?」という憶測が流れておりました。

根拠となったのがまず突然の新キャララッシュ。絶望先生でも「かってに改蔵」でも、マンガの打ち切りフラグとして「やたら新キャラ」「やたら新展開」「やたら裸(お色気)」というのをよくネタにしていました。そんな中で突然の「大浦可奈子」の(再)登場。まあ厳密には新キャラじゃありませんし、目次コメントでも「新キャラじゃないからたぶん大丈夫」と書いていて、その時はそれなりに安堵したものです。

ところが一週の休載を挟んで、翌々週には正真正銘の新キャラが二人(根津美子&丸内翔子)も登場。しかも千里、可符香、奈美といった毎回うざいぐらいに登場するキャラが1コマずつしか登場しないという、明らかにこれまでと異質の展開。さらに目次コメントが「終わる終わる詐欺だといいな」という意味深なもの。このあたりから終了説がにわかに大きくなったような気がします。

さらにその翌週は「一見様」を完全に置いてきぼりにするネタのオンパレードに加え、執拗なほどのパンチラ(厳密にはチアのアンダースコート)ラッシュによるお色気攻勢。さらには「百見様」ですら理解に苦しむネタ振りに、半ば投げやりとも思えるオチになってないオチを丸1ページぶち抜き。おまけに突然の翌週休載告知と「精密検査に出します」という意味深な目次コメントで騒ぎが拡大。

この終了説の根拠としてあげられたのが、その次の話が160話目で、ちょうど16巻目が埋まる切りのいい話数ということ。16巻はOAD付きの限定版が出るのですが、ちょうど「スクールランブル」の最終巻が同様のOAD付きだったという前例も手伝い、もはや既成事実かのように言い出す方もちらほら出現し始めました。

ところが翌週の穴埋め企画「東○スポーツ」ならぬ「絶望スポーツ」で、そのような世間の反応をあざ笑うかのごとく「終了間際!?新キャラ二人モ投入ス!!」などというネタ記事を掲載しまして、まるで人ごとのようにネタにしておりました。が、その中にあった編集長のコメント「まだ終わんないよ。そこそこ売れてるし」という一文に救われたのは我々だけではないでしょう。

とはいえここまで拡大した以上、その程度の記事では疑念を払拭するには至らず、一時「マガジンスペシャル移籍」などというガセネタが、まことしやかに流れるほどでした。

そんな疑心暗鬼の中迎えた今週の160話目ですが、登場人物は絶望先生と可符香、それに智恵先生の三人だけという、ここしばらくと打って変わった静かな展開。ところが終盤あたりで可符香が絶望先生に重大な結論を求め、先生がそれに答えようとする……ヤバい、最終回的展開じゃん……と思ったところで絶妙なオチ。やられました。そして安心しました。さらには壮大な「終わる終わる詐欺」にはめられたことに一抹の悔しさを感じると同時に、この作品がますます好きになりました。

最終回説を払拭したということを抜きにしても、今週の話は秀逸でした。原点に返ったかのような畳み掛けるネタの応酬。テンポも良く、作画も緻密、そして何よりオチの切れの良さ。当分は安心していいでしょう。そんな訳で来週もマガジンの早売りを求めて、近所の酒屋さんに寄ることになるのでしょう。あ、そう言えば来週のヤンジャンはローゼンだ。来週火曜日にはマガジンとヤンジャンとデアゴの「刑事コロンボ」がまとめて手に入ります。楽しみ。
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